1.市場相場、需要供給バランスの確認

では、市場ニーズを的確に把握するために、セラースプライトの「キーワード逆引きリサーチ」機能を利用してみましょう。ある売れ筋商品ASINコードを入力することで、この商品がよく検索されるキーワードを洗い出すことができます。



そして、商品の市場需要量を把握するために、この商品の月間検索ボリュームをチェックしましょう。「lemon squeezer」、「orange juicer」、「lemon juicer」、「orange squeezer」などのキーワードの月間検索数の合計値から市場需要量を把握できます。売れる商品の場合は、需要>供求と判断できます。売れない商品の場合は、必ず供求>需要となります。
上記の画像より、「lemon squeezer」、「orange juicer」、「lemon juicer」、「orange squeezer」の月間検索数の合計値はおよそ20万で、10万以上の検索数から見れば、この商品の市場需要量が少ないと考えられます。
2.ライバル商品の分析
ライバル商品を分析する際に、売上とレビュー数などのデータを取得することが必要です。セラースプライトの「ライバル商品リサーチ」機能を利用して、ASINコードを入力するだけで、ライバル商品を丸裸にすることができます。
ここで注意すべきことは、レビュー数は1000件を超えるライバル商品が三つ以上あれば、中小セラーに対して、このような商品を選定すべきではないと思います。何故なら、検索上位の商品ページへの流入割合が高すぎると、新規商品がこの市場に参入することは難しいからです。
3.商品利益の確保
「セラーの資金力によって扱える商品は異なる」と言われるように、自らの資金力の多寡によって、商品の価格を設定しましょう。商品の価格を設定する際に、商品コスト、FBA配送代行手数料、15%基本成約料、FBA倉庫への納品送料と新規商品の宣伝広告費などの費用を考えなければなりません。その上に、商品の粗利の計算も必要です。粗利率は約50%である場合は、儲かる商品と判断できます。粗利率は20%弱である場合は、このような商品を選定することはお勧めしません。
まとめ
「経営より売れる商品を見つけ出す!」
アマゾンセラーにとって、商品リサーチは物販の生命線と言っても過言ではないでしょう。しかし、手作業を通して、一本釣りのパターンでリサーチをするのは時間の無駄だと思います。ツールを使うことで、リサーチを効率化、自動化することができます。セラースプライトは商品リサーチ、在庫追跡、キーワード選定を一貫して支援するツールとして、セラーの販売目標の達成と売上アップに助力します。
また、7月の新機能「市場リサーチ」の登場に伴って、商品リサーチの知能時代が切り開かれ 、リサーチを一層効率化することができます。
「市場リサーチ」機能を活用して、市場規模、市場ニーズや市場変動などを的確に把握することで、潜在市場を見つけることができます。その上に、儲かる商品を簡単に発見できるでしょう。